GhostForm

Google Form の為だけのCORSエンドポイントです。 これを活用する事で、クロスオリジンの制約を回避し、フロントエンドだけで Google Form へリクエストを送信できます。

Google Form以外へのリクエストは送信する事はできません。

GhostForm の送信用エンドポイントURLに、要件を満たしたリクエストを送れば Google Form のフォームに転送されます。

Request

Endpoint URL	https://ghostform.net/api/v1/submit
method	POST
Content-Type	application/json

RequestBody (JSON)

url	string
	Google Form の送信先URL http://docs.google.com/forms/d/e/0XXXx_Xx0x0xXxxXX_XxX/formResponse
data	{ [key: string]: string }
	送信するフォームデータ { 'entry.012345': '山田太郎', 'entry.123456': '23', 'emailAddress': 'test@example.com' }

リクエストボディの情報は、上のフォーム（または こちら）から解析するか、あるいは Google Form のページで devtool などを使ってマニュアルで抽出します。

Errors

GhostForm 側での検査時にエラーが発生した場合、ステータスコード 400 とエラーメッセージが返されます。 Google Form への送信時にエラーが発生した場合も同様にエラーが返されますが、エラーメッセージは返されず、Google Form リクエスト時のレスポンス本文が返されます。

INVALID_CONTENT_TYPE_ERROR	Content-Type ヘッダーが正しくない
INVALID_PROPS_ERROR	リクエストボディが、正しくプロパティを備えていない
INVALID_PROPS_TYPE_ERROR	リクエストボディのプロパティの型が正しくない
INVALID_URL_ERROR	url が正しい Google Form のURLではない
INVALID_DATA_KEY_ERROR	data のキーが正しい名前ではない
INVALID_DATA_VALUE_TYPE_ERROR	data の値が正しい型ではない

• サーバーサイドを書かずに Google Form にリクエストを送信できる
• iframe を利用したハックと異なり、フォーム送信の失敗を検知できる

• Google Form に起因して送信に失敗した場合、「どの項目で、なぜ失敗したか」を取得できない
• Google Form を採用するメリットの一つでもある「自由に項目を編集できる」点がころされてしまう （編集する度にフロントのコードは書き直さなければいけない）

2021年1月まで、この目的においては cors-anywhere が有用でしたが、 便利なあまりユーザーの濫用が増加したためにホスティングしている Heroku から止めるように要求があり、現在では開発目的での使用に制限されるようになったそうです。 （ 参考 ） そこで用途を可能な限り狭めたGoogle Form専用のプロキシサービスを開発するに至りました。

しかしながら、このサービスは実験の成果物に過ぎず、Google Formへ外部からリクエストを送信する手法の有用性を示すものではありません。 作者はこのサービスを使用を敢えて薦めません。 あなたの要件を満たすに適したソリューションは、きっと他にあるでしょう。

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